スワップ○倍デーの スワップ狙いの注意点

国内業者は通常、水曜日のクローズ(木曜早朝)がスワップ3倍デーとなっています。ところが日本や外国が連休だったらスワップが5倍だったり、ときには10倍だったりすることがあります。先程ドル円はスワップ付与1日分、他のメジャーなクロス円やドルストはスワップ5倍デーでした。これは結構珍しく、勘がいい人なら気づいたと思いますが、

・ユーロドルショート、ユーロ円ロング、ドル円ショートのポジションを同数程度取ることによって、ほぼノーリスクでスワップポイントをいただこう

という考えです。実は自分は気づいておらず、変動の激しい対円ペアではなく、ユロドルのみポジってました。(雀の涙程度ですが、一応狙い通りプラスにはなりました。)

幸い自分はアーカイブが残っていたので、スワップが付与される10分程度前のレートパネルを見てきました。

←左が5時50分ごろ →右が6時50分頃

こうしてみると右のスワップ付与後のドル円、ユロドル、ポンドルはほぼ値が変わっていないのに対して、ユーロ円やポンド円だけ10Pipsほど低い値になっています。これは先程の三点方式のスワップポイント対策によるものと思われます。

実は過去にもスワップ10倍デーがあり、S○IFXはレートのビッドとアスクをマイナススワップ方向にずらして対策しました。このときのレートは1日ごとに、元のレートに近づけていきました。

・要するにスワップ倍のときだけもらうなんてだめですよ、日をまたいだ分だけスワップを付与しますという対策です。

どこの業者もこういった対策をしているかはわかりませんが、スワップポイントが大きく付与される日はこういった対策をしてくると思われます。

じゃあスワップ狙いは全く出来ないのか?と言われると、そうでもありません。上記のユーロドルはスワップ5倍デーだったにもかかわらず、レートはほとんど変わりませんでした。

スワップ狙いをする際は、

・業者、通貨ペア、○倍、これらがどのラインで対策してくるのかを事前にチェックしておくのがいいでしょう。

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