2024年7月6日 ユーロドルとドル円のチャート分析

FX

【ユーロドルのチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。

また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。

逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。

戦略例)1.2555越えにストップを置いて、0.8100付近をターゲットにショートエントリー

いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。

・下図は週足

・レジスタンスは1.1275、1.1490、1.1640、1.2320

・サポートは1.0448、0.9530、0.8200

・現状は1.0448と1.1275のレンジ

今週もフランス総選挙明けで20-30Pipsほどの上窓スタートとなりました。火曜日には窓を閉めましたがその後はすぐに反転上昇となりました。一方でユーロ円はまだ窓を大きく開けたままでいます。

チャートをこうして見ると1.1275を頭と見た三尊のような感じの、三角持ち合い気味のレンジと行った感じで方向感がないですね。

戦略例)様子見。(もしくは月足を考慮して1.1140越えにストップを置いて戻り売り

今後はレンジの上限と下限、どちらを攻めるかが焦点。下に抜けた後の戻り売りが一番値幅が稼げそうです。

レンジが1年以上続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。

昨年の高値と安値に対して、昨年の12月高値と今年の安値で高値と安値がそれぞれレンジの中心にシフトしています。加えて年初からの下落の歯切れの悪さと、今週の上昇の歯切れの悪さ、ボリンジャーバンドがスクイーズしてる点から、このまま収束して下にブレイクする読みでしたが、仕切り直しですね。

ここまできたらブレイクを待って、ブレイクした方にポジションを取るでも良いと思います。

・下図は日足

↑茶色線で三角持ち合いだとすると、1.1139がレジスタンスで今後の上昇もレジスタンスが下にシフトすることが予想されます。

ピンク線でヘッドアンドショルダーだと見た場合は、黒の横線の右肩(1.0980)がレジスタンスになります。

1.0980を越えても1.1139を越えなければ三角持ち合いの中で終始しているだけという見方になります。

今週の上昇を見ると先月の安値が年初来高値である赤線の1.06を切り上げたようにも見えます。その場合は三角持ち合い気味な味方が強くなるので、1.0915あたりに高値を切り下げたという見方になります。この見方は、波動で見ると長さがちょっと短いので強引かもしれません。先月からの値動きはレンジ内での動きということにとどめたほうが良さそうです。

戦略例)1.1000や1.1140にストップを置いてショート。

上を目指す場合はまず1.0980を超えること。そうすると次のレジスタンスである1.1139を目指す展開に。超えると次は1.1276。そこも超えると1.1490、1.1639、1.2340と、一つ一つ試す展開に。

また、移動平均線を見ますと、これまで週足以下が上昇パーフェクトオーダーだったものが半年ほどで再び下降パーフェクトオーダーになりかけていて、レンジ内でも再び下方バイアスがかかりつつあります。

ここにきて全時間軸が再び下降パーフェクトオーダーになりつつありましたが、今週の下げ渋りで1時間足以下は上昇パーフェクトオーダーで上を向き始めました。どっちにいくかわかりづらいですね。

【ドル円のチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円を↑矢印マークのところでレジサポ転換しています。

161.95円まで上昇。ここを新しいレジスタンスに設定します。ここを超えると200円台まで真空状態で、どこで止まるかわかりません。どこまで買い上げられるかファンドのチキンレースとなりそうです。

テクニカルだけですと週足や日足でN計算値等で恣意的なターゲットを算出するぐらいでしょうか。また、日銀介入の目安の円安進行スピードを超えない程度の上げ幅が一週間での上昇の目安となりそうです。

戦略例)126円に引き付けて126円割れにストップを置いて、152円ターゲットにロング。

月足だけですとショートは逆張りです。ショートをする場合は短期足でトレンド転換した場合や、レジスタンスを超えたところにストップを置いてショートが戦略となりそうです。

・下図は週足

・161.95円まで上昇。

・サポートは151.85円、145円台後半、140円台前半、126円。

レジスタンスは161.95円。その上は200円台まで真空。

高値は161.95円、安値は140円台の赤線で、きれいな上昇波動です。

ローソク足は依然として、青の移動平均線にサポートされている状態ですので、強い上昇力を保っています。

ピンク線のN計算値ですと、ターゲットは165円ぐらいになります。165円は節目でもあるので意識されやすいと思います。

・下図は日足

今週は30年来の高値だった160.20円を明確に割ってきた歴史的な週でした。

今週はほぼ十字線で引けています。160.25円は30年来の高値だったポイントですので、ここをしっかりサポートできると、強い上昇が期待ができます。

円売りポジションは先々週時点ながら17万以上まで膨らんでいます。

移動平均線は日足以上で上昇パーフェクトオーダー。4時間足は上昇パーフェクトオーダーが崩れて短期と中期がデッドクロス。1時間足以下はつまり全時間軸で買いが順張りとなります。1時間足以下は下降パーフェクトオーダーですので、4時間足レベルの安値である160.25円を試しそうな感じです。割れなければ再び上で、162円の節目をこえるとまた一段上昇しそうです。

下値ですが、160.25円をわれると一旦下値を探るかもしれません。154.50円が日足レベルでのサポートですので、ここを割れなければまだ上昇力があると言えそうです。

戦略例)151.85円割れにストップを置いてロング

151.85円あたりが昨年までのダブルトップだった高値付近で、ここをレジサポ転換できればさらなる上昇に期待ができます。

為替介入が行われると規模にもよりますが、3円から5円前後の円高に振れます。

【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】

今週FXは-33万でした。トレアイは金曜の分がまだ更新されていません。

現在のポジはユロドルS20です。色々ありましたがもう吹っ切れました。このポジと心中します。

資産がここにきて減りすぎて生活を鑑みたときに精神的にかなりきついです。

今年現在、DMMマイナス2万ちょい、GMOマイナス129万

最後にデモコンテストです。

現在のポジはドル円ショート60枚。全力逆張りでもなんだかんだ減らなかったりします。なんだか考えさせられますね。

それでは今月もがんばりましょう!

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