2024年11月30日 ユーロドルとドル円のチャート分析

FX

【ユーロドルのチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。

また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。

逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。

戦略例)1.2555越えにストップを置いて、0.8100付近をターゲットにショートエントリー

いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。

・下図は週足

先週までの

・レジスタンスは1.1275、1.1490、1.1640、1.2320

・サポートは1.0330、0.9530、0.8200

・現状は1.0448と1.1275のレンジを下にブレイクしたか?

今週は先週の下落後の狭いレンジでした。

戦略例)様子見or戻り売り。

週足レベルですと下ヒゲも長く、はっきりブレイクしたとは言いづらい終わり方でした。こういったブレイクしたかどうか悩ましいときがあります。そういったときはブレイク後の値をもう一度更新できるかどうかで決まります。言い換えると、今度更新するときはマーケットのコンセンサスが得られることになります。

移動平均線の形状や戻りの鈍さ、月足のバイアス等を考慮すると、どこかで止まって戻り売りが入ってくるかなと見ています。

レンジが1年以上続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。これだけパワーを溜めて上に行くと1.25も視野に入ってきそうですし、下に行くなら0.9530を目指しそうですが、さてさて…。

ここまできたらブレイクを待って、ブレイクした方にポジションを取るでも良いと思います。

・下図は日足

先週の安値を新たなサポートにして修正します。それまでのサポートだった1.0448を一度ブレイクしたことで黒線に降格しています。

戦略例)戻り売り

1.12台からの反落で上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れて下降パーフェクトオーダーが完成しました。日足以上はすべて下降パーフェクトオーダーの形状で揃いつつあります。このまま下がるのか、一旦戻るのか注目です。

現状は4時間足レベルの直近高値である1.0610のピンク線手前で止まっています。超えた場合は米大統領選高値の1.0940近辺をターゲットにしそうですが、EMA25やEMA75近辺では戻り売り圧力も出てきそうです。

レンジブレイクの予兆は実体の小さいローソク足が頻出し、移動平均線の片側に沿って乗っかるような感じになり、やがて大きなローソク足が頻出してレンジをブレイクするのがセオリーです

今回の場合はレンジ上限から陰線連続で一気に割ってきました。

12月はファンドトレーダーがいなくなって、大相場でも限り年内は終了といった感じ。成績の悪いクビがかかったトレーダーだけが居残りで一か八かで動かしてくるので、ボラタイルな値動きになりやすいのが通例です。

【ドル円のチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円を↑矢印マークのところでレジサポ転換しています。

161.95円まで上昇。ここを新しいレジスタンスに設定します。ここを超えると200円台まで真空状態で、どこで止まるかわかりません。円安トレンドが続く場合、どこまで買い上げられるかファンドのチキンレースとなりそうです。

戦略例)126円に引き付けて126円割れにストップを置いてロング。

月足だけですとショートはまだ逆張りです。最低でも126円を大きく割り込まないとトレンド転換したとは言えません。ショートをする場合は短期足でトレンド転換した場合や、レジスタンスを超えたところにストップを置いてショートが戦略となりそうです。

また、126円は長年レジスタンスだった場所なので、相当強いサポートを担っていると思われます。割れた場合はドテンすればいいぐらいの気持ちで、その時の下落の勢いにもよりますが126円付近ではロングするのも良いと思います。

・下図は週足

・サポートは139.57円、126円。

レジスタンスは161.95円。その上は200円台まで真空。

移動平均線を見ると、上昇パーフェクトオーダーの形状が完全に崩れて、方向感がなくなっていましたが、ここに来て再び上昇パーフェクトオーダーの形状に戻りつつあります。

上昇トレンドの直近安値の140.25円を割れたので、週足レベルでの上昇トレンドは終了しました。

今後は139円ー162円のレンジに入るか、月足で見た場合には126円→140円前後でサポートを切り上げてく可能性もあります。

レンジに入る場合はどのあたりがレジスタンスになるか、サポートになるかを早く見切るのが重要です。今週の下落で156.75円が新たなレジスタンス候補になりつつあります。

個人的にはこのあたりで一旦レンジになってパワーをためたほうが、次の大きな動きが出やすいと思います。

また、160円付近まで上昇してダブルトップのようなチャートを作れば、あとは介入で下がってもやりやすいみたいな展開もありそうです。

・下図は日足

戦略例)様子見or戻り売り

151.29円の直近安値を割り込んで戻り高値であったピンク線の149.38円手前まで下落しました。下落のスピードが早く、149.38円でサポートできるか怪しくなってきました。151.25円が割れたことで、もしここもサポートできなければ戻り売りが優位になりそうです。その場合はレジスタンスが156.75円と間隔があいているので、4時間足レベルぐらいにまで落とし込んでトレードするのが良さそうです。

レジスタンスもサポートも間隔があいているので、値動きが速くなるかもしれません。

話は変わって、為替介入が行われると規模にもよりますが、3円から5円前後の円高に振れます。

日銀が本気で円安トレンドを終わらせにくるのであれば、月足で126円付近に近づいたときにドル売り円買い介入をして126円を大きく割ることです。

【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】

今週は-38万円でした。

ドル円が4%近く下落したので、含み益が4%近く減りました(約12万円)

12月はファンドの査定に入らないため、11月までで一旦相場は終わり、決算に向けてポジションを閉じてくる傾向にあります。そうなると今年中にレンジブレイクは難しそうと読んでいましたが、ストップを巻き込んで下落しました。12月は極力様子を見て、1月からユーロドルショートを売り増ししていきたいです。

DMMに30万円入金して内緒でスキャルピングしています。今週マイナス5000円。

今年現在、DMMマイナス6万、GMOマイナス13万。

現在のポジはユーロドルショート25枚ぐらい。

それでは今月もがんばりましょう!

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