【ユーロドルのチャート分析】
・下図は月足
【おさらい】
上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。
また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。
逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。
いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。
・下図は週足
・レジスタンスは1.1270、1.1490、1.1640、1.2320
・サポートは1.0448、0.9530、0.8200
・現状は1.0448と1.1270のレンジ
先週からほとんど変更点はありません。1.0723をヒゲで割り込んだあとはすぐに反発して方向感がなくなりつつあります。下げる場合はもう一度ハッキリ年初来安値の1.0693を割りに来て、去年の安値の1.0448を目指すかと見ています。依然として週足はレンジ内での値動きが続いています。現在はレンジのど真ん中に位置しています。今週は今年初めての陽線らしい陽線が出現し、昨年12月からの下落が弱まり、やや上昇に向かう気配をみせつつあります。
一応週足レベルでは買いが順張りなので、サポートを割れるまでは週足レベルだけでトレードする場合は買いで入るのが順張りとなります。
戦略例)1.0448近くで買い、明確に割れたらストップ。1.1270付近で上抜けを狙いつつ、無理だと思ったら手前で利食い。
今後はレンジの上限と下限、どちらを攻めるかが焦点。下に抜けた後の戻り売りが一番値幅が稼げそうです。
レンジが1年近く続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。
理想は1.1640にひきつけての売りポジションの長期保有です。とはいえレジスタンス付近で段階的に売り上がるのが現実的な戦略となりそうです。週足では逆張りですが、月足では順張りです。
昨年の高値と安値に対して、昨年の12月高値と今年の安値で高値と安値がそれぞれレンジの中心にシフトしています。加えて年初からの下落の歯切れの悪さと、今週の上昇の歯切れの悪さ、ボリンジャーバンドがスクイーズしてる点から、このまま収束して下にブレイクする読みです。
・下図は日足
先週目先のレジスタンスだった1.09を越えてきましたが、伸びずに今週は反落してきました。年初からずっとこんな感じの動きですよね。この動きって日足で見た場合に三角持ち合いのようなバイアスを受けたレンジの値動きにそっくりなんです。上から下から無理やり力をかけるから目先のレジサポをこえたところから逆張りでレンジを圧縮させるような動き。
戦略例)1.0693割れにストップを置いて、1.1139ターゲットにロング。
日足だけですと、レンジ入りした週足のバイアスを考慮するとロングが順張りです。
今後の展開は下の緑線越えてを赤線を目指すか、上の緑線を越えて青線を目指すか、緑線と緑線の間で三角持ち合い気味にレンジになるか。
・下図は4時間足
テクニカルツールの動きを見てみます。移動平均線は上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れ、下降パーフェクトオーダーになりました。ケルトナーチャネルも右下を向き、下落示唆です。
黒線のジグザグで逆三尊の形状ができたのにもかかわらず上昇せずに下降パーフェクトオーダーの形状になり、反落してきました。
・上がる場合
黒線の上昇波動が形成されたので、直近安値である茶色線の1.0790を割れずにサポートを切り上げる。
・下がる場合
1.0790を割れた場合は下値試しの展開になると思います。特にピンク線を一度さきっちょ割れているだけに、今度1.0790を割れてくると年初来安値を一気に試すかもしれません。
戦略例)EMA10、EMA25、EMA75あたりに引き付けて、1.0790割れにストップを置いてロング。ターゲットは1.1000、1.1139、1.1280など。
1.1000超えにストップを置いてショートエントリー。
週足、日足、4時間足だけだとロング戦略なのですが、月足レベルの戻り売り場と判断されると大きく崩れる可能性があります。そしてそれは個人的にあるのではないかと、去年12月からの一連の動きで感じました。
【ドル円のチャート分析】
・下図は月足
【おさらい】
緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円をレジサポ転換しかけています。
152円を超えた場合は近年のデータがないのですが、30年以上前に160円台に高値があったのでそこがターゲットになると思います。もちろんそのあたりになると為替介入の噂も出てくると思います。
戦略例)126円に引き付けて126円割れにストップを置いて、152円ターゲットにロング。
126円を割れた場合は次のサポートは112円。次は98円台。このまま割れるとダブルトップですが、どちらかと言うと週足レベルでのダブルトップな気がします。一応ネック分下落と考えると、152-126=26円分下落ですので、ターゲットは100円で、ディセンディングトライアングルの下限とほぼ一致します。
・下図は週足
・152円と126円のレンジ
・152円の次は160円。
・126円の次は112円、その次は98円台
151.91円目前まで肉薄してきました。
移動平均線を見ると上昇パーフェクトオーダーの形状で、EMA25付近で反発し、力強い陽線で退けました。
週足では反転サインは出ていません。
仮にこのまま151.91円を超えると心理的節目や数十年前に記録した160円台のレジスタンスがターゲットになりそうです。為替介入と口先介入がどの段階で出てくるかが注目です。
現状はほぼ全ての時間軸で上昇を示唆しているので、全体的にヨコヨコからゆるやかな上昇が続いてると言えそうです。
もう少しよく見るとピンク線でアセンディングトライアングルのような形状ですので、上方ブレイクしやすく、ブレイク後はブレイクした地点まで戻ってこない強い上げが想定されます。
MACDやRSIはダイバージェンスが出ていますので、明確に152円をブレイクするかどうかでドル円の未来はだいぶ変わりそうです。
・下図は日足
先週陰線が連続して出現するも、陽線連続で再び上昇を見せています。上昇パーフェクトオーダーの形状が出来上がった黒線の145.86円あたりが当面の強いサポートとなります。ここは直近安値なので、重要なサポートですね。
ファンダメンタル分析的には利下げマップから。今後も指標次第で円安、円高、どちらを目指すか決まりそうですので、大きい指標には特に注意したいです。
戦略例)145.86円割れにストップを置いてロング。151.91円越えにストップをおいてショート。
・下図は4時間足
どうやってトレードすればよかったのか振り返ってみます。
✕印までの上昇で下降トレンド終了後1で安値を切り上げて上昇トレンド入り。
同時に移動平均線も上昇パーフェクトオーダーになったので押し目買い戦略に切り替えます。
1で買って、✕マークを越えた2で利食い。ストップは赤線割れに置きます。
3で買って、4で利食い。ストップは1を割れたところに置きます。
5で買い、ストップを3が割れたところに置きます。6ではレジスタンス手前で高値も揃って何週間も高値更新できていませんので利食いです。
7で買い、ストップを5に置きます。
今後の展開は、
・このまま数字を切り上げて上昇が続く
・5を割って下降トレンドになる
・151.91円と5の間でレンジになる。
今後のレジスタンスは151.91円、155円、160円台。サポートは145.86円、140.20円。
為替介入時の値動きを動画で紹介しておきます。
【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】
今週はGMOでマイナス9万円、DMMでマイナス4万円で、合計マイナス13万円でした。
現在のポジションはGMOでドル円ショート12枚。
DMMはユーロドルショート3枚です。
最後に外為どっとコムのデモトレードコンテストの口座状況です。
今月からバーチャルFXコンテストが再び始まりました。フルレバでがんばります。現在ドル円ロング90枚です。
それでは今月もがんばりましょう!
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