2024年3月2日 ユーロドルとドル円のチャート分析

FX

【ユーロドルのチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。

また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。

逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。

いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。

・下図は週足

・レジスタンスは1.1270、1.1490、1.1640、1.2320

・サポートは1.0448、0.9530、0.8200

・現状は1.0448と1.1270のレンジ

先週からほとんど変更点はありません。1.0723をヒゲで割り込んだあとはすぐに反発して方向感がなくなりつつあります。下げる場合はもう一度ハッキリ年初来安値の1.0693を割りに来て、去年の安値の1.0448を目指すかと見ています。依然として週足はレンジ内での値動きが続いています。現在はレンジのど真ん中に位置しています。

一応週足レベルでは買いが順張りなので、サポートを割れるまでは週足レベルだけでトレードする場合は買いで入るのが順張りとなります。

戦略例)1.0448近くで買い、明確に割れたらストップ1.1270付近で上抜けを狙いつつ、無理だと思ったら手前で利食い。

今後はレンジの上限と下限、どちらを攻めるかが焦点。下に抜けた後の戻り売りが一番値幅が稼げそうです。

レンジが1年近く続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。

理想は1.1640にひきつけての売りポジションの長期保有です。とはいえレジスタンス付近で段階的に売り上がるのが現実的な戦略となりそうです。週足では逆張りですが、月足では順張りです。

・下図は日足

先週これまでのサポートのピンク戦を一時割り込んで、下の緑線まで下落しました。

先週高値と、黒線1.0900が目先のレジスタンスで、まずはここを越えない限りはまだ下方バイアスが掛かっていると言えそうです。

移動平均線は上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れて、下降パーフェクトオーダーの形状になっていますが、傾きもなくローソク足とほぼ同位置にあるので、方向感がないレンジと見ています。

今後の展開はピンク線や下の緑線をハッキリ割って赤線を目指すか、サポートして黒線を越えて上の緑線や青線を目指すか。

・下図は4時間足

テクニカルツールの動きを見てみます。移動平均線は昇パーフェクトオーダーの形状が崩れかかり、上昇力がやや鈍っています。ケルトナーチャネルは横を向いてレンジを示唆。ボリンジャーバンドも横を向いてかつスクイーズしているのでレンジを示唆しています。

現在のトレンドは概ね黒の斜め線のジグザグで推移して下降バイアスを受けています、直近高値である1.0900をハッキリと越えてくると、上値試しの展開になると思います。

・上がる場合

一時間足レベルの直近高値であった横の黒線をレジサポ転換出来るかどうか。また、このあたりは移動平均線もあるので、サポートとして機能するならこのあたりでしょうか。

・下がる場合

上記のサポートを割って1.0760あたりを下回ってくると、1.0723→1.0690を試しそうです。もう少しこのままヨコヨコが続いて、1.0890の下にレジスタンスを作って(例えば1.0840アタチで上値をそろえるとか)、これ以上は上がらないなとマーケットに思わせることができれば、下げやすくなりそうです。

【ドル円のチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円をレジサポ転換しかけています。

126円割れた場合は次のサポートは112円。次は98円台。このまま割れるとダブルトップですが、どちらかと言うと週足レベルでのダブルトップな気がします。一応ネック分下落と考えると、152-126=26円分下落ですので、ターゲットは100円で、ディセンディングトライアングルの下限とほぼ一致します。

152円を超えた場合は近年のデータがないのですが、30年以上前に160円台に高値があったのでそこがターゲットになると思います。もちろんそのあたりになると為替介入の噂も出てくると思います。

・下図は週足

・152円と126円のレンジ

・152円の次は160円。

・126円の次は112円、その次は98円台

今週は久しぶりの陰線でした。151円手前で2週間ほど高値更新ができずに上値が揃ってきています。

移動平均線を見ると上昇パーフェクトオーダーの形状で、EMA10にサポートされている強い状態。

週足では反転サインは出ていません。

先週辺りから口先介入もちらほら出てきましたが、マーケットに大きく反映されるには至っていません。

目先は137円と152円のレンジで、このまま152円トライとなるか、この辺でヨコヨコしてもう一段狭いレンジになるかが予想されます。

ほぼ全ての時間軸で上昇を示唆しているので、全体的にヨコヨコからゆるやかな上昇が続いてると言えそうです。

もう少しよく見るとピンク線でアセンディングトライアングルのような形状ですので、上方ブレイクしやすく、ブレイク後はブレイクした地点まで戻ってこない強い上げが想定されます。

MACDやRSIはダイバージェンスが出ていますので、明確に152円をブレイクするかどうかでドル円の未来はだいぶ変わりそうです。

・下図は日足

移動平均線が上昇パーフェクトオーダーの形状になりました。形状が出来上がった145.86円あたりが当面の強いサポートとなります。ここは直近安値なので、重要なサポートですね。

ケルトナーチャネルは横から下を向き始め、上昇力がなくなりレンジを示唆しています。

ファンダメンタル分析的には米指標から3月の利下げはほぼ消滅ということで、円安材料です。今後も指標次第で円安、円高、どちらを目指すか決まりそうですので、大きい指標には特に注意したいです。

・下図は4時間足

どうやってトレードすればよかったのか振り返ってみます。

✕印までの上昇で下降トレンド終了後1で安値を切り上げて上昇トレンド入り。

同時に移動平均線も上昇パーフェクトオーダーになったので押し目買い戦略に切り替えます。

1で買って、✕マークを越えた2で利食い。ストップは赤線割れに置きます。

3で買って、4で利食い。ストップは1を割れたところに置きます。

5で買い、ストップを3が割れたところに置きます。

⇣矢印が指すオレンジの黒線の4のレジスタンスだった場所が、↑矢印でレジサポ転換していますので、4時間足レベルではここが強いサポートとなりそうです。

また、ピンク線は5からの上昇のはじめの押し目なので、ここを割れると黄色信号で、5を試す展開になるかもしれません。

今後のレジスタンスは150.88円、151.91円サポートは148.80円、147.60円、145.86円

為替介入時の値動きを動画で紹介しておきます。

【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】

今週はGMOで約プラス8万円、DMMでマイナス2万円で、合計プラス6万円でした。

ドル円ショートばかりです。

DMMはカムバックキャンペーンでキャッシュバックが多くもらえるので50万円入金しました。すでにキャッシュバックどころじゃない損失を計上しています

現在のポジションはGMOドル円ショート15枚、ユーロドルショート2枚。

DMMはノーポジです。ドル円の上値揃いと週足のダイバージェンスで下落しそうに見えてきました。たのまい。

最後に外為どっとコムのデモトレードコンテストの口座状況です。

現在ユーロドルショートを90万通貨です。上位入賞は絶望です。

それでは今月もがんばりましょう!

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