2024年11月16日 ユーロドルとドル円のチャート分析

FX

【ユーロドルのチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。

また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。

逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。

戦略例)1.2555越えにストップを置いて、0.8100付近をターゲットにショートエントリー

いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。

・下図は週足

・レジスタンスは1.1275、1.1490、1.1640、1.2320

・サポートは1.0448、0.9530、0.8200

・現状は1.0448と1.1275のレンジ

現在レンジの下限付近に滞在。上値も重く、下値も堅いレンジが2年近く続いています。

移動平均線は上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れかけていますが、さほど気にしなくていいと思います。

戦略例)様子見。

今後はレンジの上限と下限、どちらを攻めるかが焦点。下に抜けた後の戻り売りが一番値幅が稼げそうです。週足だけですとまだレンジ内の値動きですので、どちらにポジションを傾けるかも難しいです。

レンジが1年以上続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。これだけパワーを溜めて上に行くと1.25も視野に入ってきそうですが、さてさて…。

ここまできたらブレイクを待って、ブレイクした方にポジションを取るでも良いと思います。

・下図は日足

青線と赤線で1年以上のレンジ、その内側に緑線でさらにレンジができているように変更しましたが、今週の下落で下の緑線をブレイクしてきました。次のターゲットはいよいよラスボスの1.0448です。1年以上機能しているサポートなので強力ですが、その分ブレイクすると下がりやすいと思います。

また、レンジの中央はサポレジの役割があるので、レンジより上にいるときはサポート、下にいるときはレジスタンスとして機能しやすいです。このまま下がる場合は1.08ー1.09付近を短期的にレジスタンス転換できるかどうかも重要です。

戦略例)1.0448をバックに買い。1.0940をバックに売り。

1.12台からの反落で上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れて下降パーフェクトオーダーが完成しました。週足月足以外は下降パーフェクトオーダーの形状で揃ってきました。個人的にはしばらく下値試しのターンになるのかなと想定しています。

レンジブレイクの予兆は実体の小さいローソク足が頻出し、移動平均線の片側に沿って乗っかるような感じになり、やがて大きなローソク足が頻出してレンジをブレイクするのがセオリーです

上にブレイクした場合は1.1639付近までの上昇の可能性は見ています。

下にブレイクした場合は0.9530付近までの下落の可能性を見ています。

【ドル円のチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円を↑矢印マークのところでレジサポ転換しています。

161.95円まで上昇。ここを新しいレジスタンスに設定します。ここを超えると200円台まで真空状態で、どこで止まるかわかりません。円安トレンドが続く場合、どこまで買い上げられるかファンドのチキンレースとなりそうです。

戦略例)126円に引き付けて126円割れにストップを置いてロング。

月足だけですとショートはまだ逆張りです。最低でも126円を大きく割り込まないとトレンド転換したとは言えません。ショートをする場合は短期足でトレンド転換した場合や、レジスタンスを超えたところにストップを置いてショートが戦略となりそうです。

また、126円は長年レジスタンスだった場所なので、相当強いサポートを担っていると思われます。割れた場合はドテンすればいいぐらいの気持ちで、その時の下落の勢いにもよりますが126円付近ではロングするのも良いと思います。

・下図は週足

・サポートは139.57円、126円。

レジスタンスは161.95円。その上は200円台まで真空。

今週は長めの上ヒゲ陰線で引けました。

移動平均線を見ると、上昇パーフェクトオーダーの形状が完全に崩れて、方向感がなくなっていましたが、ここに来て再び上昇パーフェクトオーダーの形状に戻りつつあります。

上昇トレンドの直近安値の140.25円を割れたので、週足レベルでの上昇トレンドは終了しました。

今後は139円ー162円のレンジに入るか、月足で見た場合には126円→140円前後でサポートを切り上げてく可能性もあります。

レンジに入る場合はどのあたりがレジスタンスになるか、サポートになるかを早く見切るのが重要です。

個人的にはこのあたりで一旦レンジになってパワーをためたほうが、次の大きな動きが出やすいと思います。

・下図は日足

戦略例)押し目買い

戻り高値の149.38円を超えて、何度もサポレジ転換していた151.85円も超えてきました。日足だけで見た場合は押し目買いが順張りになります。

サポートを151.29円のピンク線に設定しました。

次のレジスタンスは162円まで見当たらないので上がる場合は意外とスルスル上がってしまうかもしれません。

下がる場合はまず151.29円のサポートを割ること。そうすると短期的に目線がフラットになります。次のサポートは、139.57円、137.24円で、サポート間隔が空いています。ここを割れると129円台まで真空なのでストーンと落ちるかもしれません。押しが入ったときにピンク線や黒線をサポートに転換できるかどうかが重要だと思います。

黒線は少し押し込まれてしまいましたが、ピンク線までで止まれば強い上昇が見込めます。

話は変わって、為替介入が行われると規模にもよりますが、3円から5円前後の円高に振れます。

日銀が本気で円安トレンドを終わらせにくるのであれば、月足で126円付近に近づいたときにドル売り円買い介入をして126円を大きく割ることです。

【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】

今週は+72万円でした。

ここにきてユーロドルのポジションを一旦スクエアにしました。1.0448を割れたらまたエントリーします。このまま上昇した場合は戻り売りで1.0940をバックに売り上がる予定です。

決済した理由は1.0448のサポートは強いことと、もうひとつに12月が近いことがあります。

12月はファンドの査定に入らないため、11月までで一旦相場は終わり、決算に向けてポジションを閉じてくる傾向にあります。そうなると今年中にレンジブレイクは難しそうということもあり、クローズしました。

青写真としては年末までユーロドルは横横で、年始からスタートダッシュでレンジブレイクしてくるのではないかと勝手に想像しています。

今年現在、DMMマイナス6万、GMOプラス10万。

現在のポジはユーロドルロング5枚、ユーロ円ロング2枚、ポンド円ロング2枚。

最後にデモコンテストです。

結果は13位でした。

実は金曜終了ということは把握していたのですが、営業日中は有効だと勝手に思い込んでいて、金曜の31時のNYクローズが終了だと勘違いしていました。ありえないボーンヘッド。なんで木曜の営業日クローズとか中途半端な日程なんですかね…。

↑知らなかったので金曜にがんばってトレードして2110万まで増やしましたが、時すでに遅し。

まあ金曜もよく動いたので、仮に金曜のNYクローズでも10位以内入賞は難しかったと思います。

それにしてもこんだけ頑張ってきてこれは辛い。

それでは今月もがんばりましょう!

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