1・そうだ、歯医者へ行こう。
先日鮭おにぎりを食べていたところ、がりっとした噛みごたえが。鮭は骨がありますので、取り除き損ねていると混入していても何ら不思議はありません。ペッと吐き出してみるとなにやら歯のようなもの。しかし自分の歯には違和感がないので、異物混入を疑いましたが、しかしよくよく見ると自分の銀歯ぽくて、舌でさわってみると歯がありませんでした。
相場は大きく動いていますが、歯が取れたとあっては仕方ありません。例のごとく歯医者さんへ。
取れた歯は右上の奥歯。カルテを診てもらったところ、7年前に治療して、2年前にも薬で治療した箇所でした。自分は口が小さくて中学の時には一時おちょぼ(おちょぼ口から)と呼ばれたこともありました。そのほかにも(ハゲ、しんしょう提督、ヨモギダなど、今思い返してみるといいことないぞ。)とか言われるぐらい口が大きく開かないので、今回もレントゲンから難儀するとは想定していました。
抜けた箇所は歯が腐っていて、前回差し込んだ金属が刺さっているので、それをまず引っこ抜こうというもの。先生が「フンッッ」と気合を入れながら抜こうとしますが、なかなか抜けず、歯の腐っている部分がポキっと折れてしまったようです。その後も気合をいれますが、そのたびにポキっ、ポキっと折れて、先生が「ダメだ」と言います。これは色んな意味でダメだ。
説明によると、金属だか歯が骨にくっついてしまっているので、力技ではダメだそうで、大きな病院に紹介状を書いてくださりました。この日の治療費はいらないとのこと。さらに、交通費としてお金もいただきました。ただより高いものはないといいますが、不安が増えた気がしなくもないです。
2・そうだ、病院へ行こう。
そんなわけで一度帰宅をして、病院へ向かいました。バスを利用するとほぼ全員シルバーの方々で埋め尽くされて、乗客もシルバーの方々。シルバーパスらしきものを見せて乗車します。ただより高…。こうゆう福祉が充実してるのはいいですね。
そんなこんなで病院に到着。受付はマスク姿の20-30代メガネ女子。とても気さくな感じで、手続きを済ませてレントゲンを再度とり、口腔外科まで進みます。
中は診察台がいくつもあり、先生と助手がたくさん居ました。元紫の三遊亭楽太郎さん似の甘そうなマスクの渋い40-50代の先生と、雰囲気ゆきりぬ似の20-30代マスク女子。どう治療するか先生と相談したところ、「あーこれはどのみち抜かないとダメそうだね」といわれ、頭の中が抜歯というデカイ文字に囲まれ、ショック死とか失血死の恐怖が襲ってきます。100日後より俺は先に死んでしまうのか、4コマのどの部分が自分に該当するのか、心の準備ができていません。
麻酔と痛み止め2錠を飲み、抜歯開始。また唇を引っ張られて痛いだろうなと思っていると、ゆきりぬが軟膏を指で唇に塗ってくれました。シャンプー・リンスとビオレuで体を洗ってきた甲斐がありました。ゆきりぬはストライクゾーンではないのですが、変なお店よりは安くて良…。目はガーゼを被せれて、痛かったら左手をあげるとのこと。途中で先生がゆきりぬに「〇〇」と用具を要求するも、よく聞こえなかったのか「○○」って言ってるじゃん!とキレてるかと思いきや、ゆきりぬもまんざらではない感じで、あれはそう、ジャレているのです。まあそんなこんなで痛みを感じるまもなく5分ほどで先生から、「おわりましたよー」の声が。
「全然痛くなくて、早くて感動しました。」と褒め倒す作戦に出るも、「結局、道具とか設備があるかなんですよね。」と、自分の実力と過信しないイケメンっぷり。最後に血が止まるまで待ち、無事終了。抜歯後の説明をゆきりぬからされて愛想よく返事をするも特に笑顔はなかったので脈なしと言えるでしょう。
一連の施術で保険適用でお値段5000円ほど。処方箋を薬局に出してお薬は700円ほど。来週抜歯後の抜糸とのことでどんなダジャレだよと。
固いもの食べなきゃ食事おkとのことで、ドラクエウォークついでに家系ラーメンに。食べ始めてすぐ、まだ麻酔がやや効いてることに気づいて、しまったと後悔。味は家系の中では比較的あっさりめ?な感じ。トッピングににんにくやたまねぎ、刻みしょうがなどが自由に入れられます。スープはしっかりコクがあるので美味しいですね。個人的には他のお店のほうが好みでした。700円。
帰りはドラクエウォークで歩き。メタルドラゴン二体倒してDが2個(知ってた)。おひなさまスライムの直S。歯が抜けて不幸中の幸い?
結局抜けてしまった奥歯をどうするかは来週また相談。自分の歯を初めて抜いたので、無敗のチャンピオンが初めて負けた気持ちがよくわかりました。
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