【ユーロドルのチャート分析】
・下図は月足です
【おさらい】
上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。
また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。
逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。
いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。
・下図は週足です
【おさらい】
・レジスタンスは1.1270、1.1490、1.1640、1.2320
・サポートは1.0448、0.9530、0.8200
・現状は1.0448と1.1270のレンジ
一番下の青線である昨年の年初来高値1.1270がレンジの上限候補。こえるとレジスタンスは1.1490近辺。そのうえにかつての長期サポート1.1640と関門が待ち続け、上に行けば行くほど強力なレジスタンスです。
一方サポートは昨年の年初来安値1.0448がレンジ下限候補。割れると1.0210付近に小さなサポートがありますが、機能するかわかりません。実質的には0.9530、0.8600近辺、0.8200。
今週のユーロドルは方向感がないながらも緩やかな下降バイアスが続いており、陰線で引け。
一応週足レベルでは買いが順張りなので、サポートを割れるまでは買いで入るのが順張りとなります。
移動平均線の形状は上昇パーフェクトオーダーですが、レンジ内の動きなのでそこまで気にしていません。
やはり、レンジの上限と下限、どちらを攻めるかが焦点。下に抜けた後の戻り売りが一番値幅が稼げそうです。
レンジが1年近く続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。
理想は1.1640に惹きつけての売りポジションの長期保有です。
・下図は日足
日足のサポートはピンク線になります。
高値安値を切り上げて移動平均線も上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れいるものの、長期線が最下位に位置していてゆるやかながら上昇を示唆しています。ケルトナーチャネル下限付近で下げが鈍くなっているので、この辺で反発するかジリ下げが続くか微妙なところです。
ピンク線を割れるまでは上値試しが続きそうです。逆にピンク線が割れると赤線トライになると思います。FXの基本原則ですね、レジスタンスをブレイクしたら次のレジスタンスに、サポートをブレイクしたら次のサポートへ。
今後の展開は、青線を目指すか、ピンク線を目指すか。
・下図は4時間足
ピンク線の間でレンジをやや下抜け後、騙しかどうかはっきりしないまま✕印まで上昇。
トレンド転換を疑ってみましたが、ダマしで安値更新。その後も下げ渋って今週木曜に✕印付近まで上昇するも再び安値更新。
ブレイク後の値動きを見ると、安値を少しだけ更新した後リバウンドをして高値更新、高値を少し更新した後に叩かれて少し安値更新…を続けてなかなか下がらないので、ダイヤモンドフォーメーションのようになっていると推測します。
今週の安値を再度目指すか、ピンク線のレンジに逆戻りするか。悩ましいです。ハゲそう。
今のユーロドルは下げ基調ながらもジリ下げで方向感に乏しいとも言えます。できるだけ上から売りポジションを積みたい自分としては指をくわえて下落を見ている展開を横目に、ドル円で損失を計上して胃がキリキリしています。
【ドル円のチャート分析】
・下図は月足
【おさらい】
緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円をレジサポ転換しかけています。
126円割れた場合は次のサポートは112円。次は98円台。このまま割れるとダブルトップですが、どちらかと言うと週足レベルでのダブルトップな気がします。一応ネック分下落と考えると、152-126=26円分下落ですので、ターゲットは100円で、ディセンディングトライアングルの下限とほぼ一致します。
152円を超えた場合は近年のデータがないのですが、30年以上前に160円台に高値があったのでそこがターゲットになると思います。もちろんそのあたりになると為替介入の噂も出てくると思います。
・下図は週足
・152円と126円のレンジ
・152円の次は160円。
・126円の次は112円、その次は98円台
今週も先週に引き続き十字線のような足型で引けました。FOMCと米銀行の経営懸念と米雇用統計で上下によく動いた一週間でした。
移動平均線を見ると、長期線はまだ最下位に位置しているので、買いが優位を示しています。短期戦と中期線は絡まって方向感がないながらも、現在上昇パーフェクトオーダーの形状に戻りつつあります。
週足では反転サインは出ていません。
3週間で800Pips近く上昇しているのでかなり強い上昇だと言えます。このままのペースで上げると152円まで大きく助走して体当たりをしてレジスタンスブレイクを図るので、介入がないとストップを巻き込んで160円付近まで上げるかもしれません。
目先は137円と152円のレンジで、このまま152円トライとなるか、この辺でヨコヨコしてもう一段狭いレンジになるかが予想されます。
ほぼ全ての時間軸で上昇を示唆しているので、全体的にヨコヨコからゆるやかな上昇が続いてると言えそうです。
もう少しよく見るとピンク線でアセンディングトライアングルのような形状ですので、上方ブレイクしやすく、ブレイク後はブレイクした地点まで戻ってこない強い上げが想定されます。
137円を割れると一旦下を目指すと思いますが、週足月足はまだバイアスが上にかかっていますし、126円から152円のレンジですので、どこまで下がるかはちょっと何とも言えませんね。
MACDやRSIはおそらくダイバージェンスが出ているでしょうから、値ごろ感での買いも怖いところです。
・下図は日足
移動平均線が下降パーフェクトオーダーの形状でしたが、崩れて短期戦と長期線がゴールデンクロスし、上昇パーフェクトオーダーの形状が出来上がりつつあります。
ボリンジャーバンドやケルトナーチャネルは斜め右上からやや横を向いていて、上昇が続いていることが伺えます。
今週高値の148.80円が短期的にダブルトップをつけていて、また、心理的節目の150円が上値目処で、それらをクリアすると152円トライが見えてきそうです。
148.80円の緑線は、↑矢印のレンジ下限をサポレジ転換しようとしている場所です。
緑線を超えると、152円を付けてから緑線を割った下落トレンドの最初の戻り売り場となった150円のオレンジ線のレジスタンスがあります。ここを超えるといよいよ152円トライとなります。
コロナで円安にふれてだいぶ収まってきたというのに、まだ円安に向かうんですかね…。
ファンダメンタル分析的には米金利が利下げ局面入りということで今年の年末までに1.25-1.50bpの利下げが見込まれていますので、また152円とか行くのは難しそうに見えますし、152円ともなると介入の話も出てきます。これにマイナス金利解除ともなれば日米の金利差は一気に縮まり、円高が進行すると見ています。
一方で、
金利が下がる→インフレ収まる→リスクオン→円売りドル売り
ということもないとは言えません。
頭痛い。
今週のFOMCではまだまだ利下げするほどインフレは収まったとは言えない→ドル高で反応
米銀行の経営懸念問題→ドル売り
雇用統計でポジティブサプライズ→利下げはまだまだ予想で超ドル高
ちょっとした格言に「雇用は全モ」というものがあります。米雇用統計の結果がどんなに良くても悪くても翌週以降全戻ししてしまうというものです。
しばらくドル円ショートを軸にデイスキャをやっていきたいと思います。
・下図は4時間足
✕印までの上昇で下降トレンド終了後1で安値を切り上げて上昇トレンド入り。
同時に移動平均線も上昇パーフェクトオーダーになったので押し目買い戦略に切り替えます。
1で買って、✕マークを越えた2で利食い。ストップは赤線割れに置きます。
3で買って、4で利食い。ストップは1に置きます。
⇣矢印が指すオレンジの横線のレジスタンスだった場所が、↑矢印でレジサポ転換しつつありましたが、割れて下にブレイクしたと思ってショートを再度いれてましたが、米雇用統計でポジティブサプライズが出てほぼ全戻し。
4の高値さえ越えなければ良いのですが、超えると4時間足レベルで見たオレンジ線のブレイクは騙しとみなされ→上位足である日足や週足の単なる押し目=まだまだ上昇で152円を目指す
ということも考えられ、そうなるとド底でショートポジションを握ったことになります。
もうやだ。
為替介入時の値動きを動画で紹介しておきます。
【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】
約マイナス4万円でした。
金曜のデータが反映されていませんが、マイナス14万ぐらいだと思います。
前述の通りドル円ショートをFOMC前に決済してプラスでしたが、利下げまだまだで上目線でノーポジ。
米銀行の経営懸念問題でFOMC安値を割ってきて再び下目線でショート。
米雇用統計でポジティブサプライズで爆損。でした。
髪の毛抜けそう。
最後に外為どっとコムのデモトレードコンテストの口座状況です。
現在ユーロドルショートを90万通貨です。増えてはいますが、数千万円はないと上位入賞は絶望です。
それでは今月もがんばりましょう!
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