ジストニア療養シリーズ 第二話・vs MRI編

痙性斜頸(頸部ジストニア)療養シリーズ

病院に行ってから一週間が経った。症状は次第に快復に向かっている…と言いたいところだが、良くなる片鱗なし。

なるべく同じ体勢を取らないよう、寝ないで座ったままの姿勢を取るように心がけている。痙性斜頸ではあるが、なんとなく首の骨がすり減っていて、頭がそちらに自然と傾いているイメージでいる。

相変わらずキーボードを打つときや食事のときはとても辛く、電話の受話器をどちらかの肩で挟むような感じで首を据えていると多少だが安定する。

服用している薬もアルコールはNGなので禁酒生活一週間目。病気になってある意味健康になるという皮肉。

先日、MRIをとってきた。こんな機械のお世話になるなんて思っても見なかった。MRIを見たのは笑ってはいけないシリーズで見たのが最後。大きい病院にしかないので、そちらで診察。

何やらうるさいとのことで、耳栓とヘッドホンを渡される。検診が始まるとMRIに吸い込まれていき、たしかにうるさい音量の音が流れる。ピアノの鍵盤を連打した音が10分ほど流れた。これはものまねにできそうだ。

MRIは動きに弱いらしく、じっとしてても痛い右腕をかばうようにむずむずしていたら、「動いちゃってるのであと3分我慢してください」と言われる。こんな最先端ぽい機械でも僅かな動きに弱いのは意外だ。

MRIは高価なマシンで、ん千万もするので、個人の病院だと殆ど置いていない。お金持ちの人は寄付してくださると、とても助かるだろう。

そんなこんなで検査終了。結果は始めの病院に送られ、そちらからスマホに連絡が来たが、2週間分の薬がなくなったらまた来てとのことで、脳や神経におおきな以上はなさそう。

治らないとボトックス注射で、クビは筋肉が多いので量も増えてしまい、高価な薬なので、一回10万円で3割負担でも3万円。7500発だ。

続きはWEBで。

第二話 完

タイトルとURLをコピーしました