2024年5月4日 ユーロドルとドル円のチャート分析

FX

【ユーロドルのチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

上昇トレンドの終盤に出来た大きな変則ダブルトップのターゲット値はネック分さげる計算なので、0.8600付近までの下落を示唆しています。

また、かつての長期サポートだった茶色線の1.1640が今度は長期レジスタンスにサポレジ転換するかどうかどいうところまで差し掛かっています。

逆に上昇する場合は、直近高値である1.2555を超えると長期下降トレンド終了と見ていいと思います。週足レベルでも、かつての長期サポート1.1640を超えて、1.1640を再びサポートできれば、長期下降トレンドは黄色信号と言えます。

戦略例)1.2555越えにストップを置いて、0.8100付近をターゲットにショートエントリー

いずれにせよ、このままですと0.8600近辺を目指すと思います。

・下図は週足

・レジスタンスは1.1270、1.1490、1.1640、1.2320

・サポートは1.0448、0.9530、0.8200

・現状は1.0448と1.1270のレンジ

昨年からのレンジが続いています。現在レンジの真ん中近辺。4時間足レベルでパーフェクトオーダーが形成されてもすぐに反転して、逆方向にパーフェクトオーダーが形成されてしまうぐらい方向感がありませんでしたが、ドル円が152円を突破したと同時にドル高に強めに反応しました。先週今週と陽線をつけて下落の勢いは収まった感じですが、戻りも鈍いので第二波が来るかどうかが焦点となっています。

一応週足レベルでは買いが順張りと先週までお伝えしてきましたが、一昨年の安値からの上昇でできた上昇パーフェクトオーダーの形状が崩れて、かつ高値も下がっているので、買いは控えて様子見するべきだと思います。

戦略例)様子見。月足を考慮して1.1140越えにストップを置いて戻り売り。

今後はレンジの上限と下限、どちらを攻めるかが焦点。下に抜けた後の戻り売りが一番値幅が稼げそうです。

レンジが1年近く続いているので、相当パワーが溜まっていると思います。

理想は1.1640にひきつけての売りポジションの長期保有です。とはいえレジスタンス付近で段階的に売り上がるのが現実的な戦略となりそうです。ショートは週足では逆張りですが、月足では順張りです。

昨年の高値と安値に対して、昨年の12月高値と今年の安値で高値と安値がそれぞれレンジの中心にシフトしています。加えて年初からの下落の歯切れの悪さと、今週の上昇の歯切れの悪さ、ボリンジャーバンドがスクイーズしてる点から、このまま収束して下にブレイクする読みです。

・下図は日足

目安だったピンク線を下抜けしてきて移動平均線も下降パーフェクトオーダーの形状になっています。1.0693をサポレジ転換できなかったことでレンジ気味に戻り試しの展開となった先週と今週でした。

来週以降大きくリバウンドすればサポートの位置が1.0693から今週安値にシフトしただけで、再び三角持ち合い気味のレンジに逆戻りする可能性があります。

戦略例)1.1000や1.1140にストップを置いてショート。

日足だけですと、レンジ入りした週足のバイアスを考慮するとロングが順張りですが、エッジ(優位性)はそこまでなく、どちらかと言うと4時間足ベースに落としてレンジ内でも順張りでついていくのが良さそうに見えます。

・下図は4時間足

移動平均線が上昇パーフェクトオーダーの形状になりました。ターゲットは1.09になりそうです。日足は下降パーフェクトオーダーで、今週のあげも雇用統計による一時的なものとすると戻り売り場と判断されて、来週早々に下げる可能性もありますね。

・上がる場合

1.0750あたりをサポートにして、今週高値を超えて1.09目指す。

・下がる場合

1.0750をサポートに変換させずに年初来安値の1.0600を割って1.0448を目指す。

戦略例)1.0900にストップを置いて、移動平均線に引き付けてショート。

それぞれの時間軸におけるバイアスは、月足は下、週足は横、日足4時間足は下。

月足レベルの戻り売り場と判断されると大きく崩れる可能性があります。そしてそれは個人的にあるのではないかと、去年12月からの一連の動きで感じました。

【ドル円のチャート分析】

・下図は月足

【おさらい】

緑線のディセンディングトライアングルのようなレンジを上方ブレイク後上昇し、介入で152円で止まってその後の押しが、それまで何度も止められていた126円をレジサポ転換しかけています。

152円を超えた場合は近年のデータがないのですが、30年以上前に160円台に高値があったのでそこがターゲットになると思います。もちろんそのあたりになると為替介入の噂も出てくると思います。

160円台を超えると青天井で、どこで止まるかわかりません。テクニカルだけですと週足や日足でN計算値等で恣意的なターゲットを算出するぐらいでしょうか。

戦略例)126円に引き付けて126円割れにストップを置いて、152円ターゲットにロング。

・下図は週足

・160.20円に到達。

・サポートは145円台、126円

レジスタンスは160.20円。その上は200円台まで真空。

初心者向けのFX動画でも解説しましたが、FXの基本原則に「レジスタンスをブレイクしたら次のレジスタンスを目指す。サポートをブレイクしたら次のサポートを目指す。」という性質があります。

※参考

160円に到達し、一つの大きな区切りであるターゲットを達成しました。為替介入?も手伝ってか、その後は大きく円が買い戻されています。週足で見るとつつみ線のような大陰線が出現しました。151円台後半がサポートになれば、もう1段の上昇もありそうです。大陰線の勢いが来週以降も続くと仮定すると大きく崩れる可能性もあります。どのレベルが下値になるかに注目が集まります。

ターゲット到達+つつみ線の大陰線が円安トレンドの反転サインになるかもしれません。

・下図は日足

ターゲットの160円到達で反転の可能性も出てきました。

145円台後半のサポートを割らなければまだまだ上昇の余地ありです。

一旦どこかで大きめのレンジに入って、その後160円か145円台後半を目指す展開になるかもしれません。

戦略例)145.86円割れにストップを置いて押し目ロング。

日足だけのトレードですとサポート間隔があいてしまっているので、時間軸を落としてストップ位置を近くにしたほうが良いと思います。

過去の為替介入時の値動きを動画で紹介しておきます。今週の動きは為替介入では?と噂されているものの、確定ではないので割愛いたします。

【トレードアイランド 口座状況 先週のトレードなど】

トレアイは金曜の分が更新されておらず、ログインもできなかったので木曜時点のトレアイの画像になります。

4月は+23万でした。DMMで少し負けてると思うので実際は20万ぐらいだと思います。正直スイング主体なので月単位でのこのぐらいの損益は誤差のレベルです。

早くユーロドルが下落してほしいですが、スワップをこのままもらいつづけるのも何だか良いなと思い始めました。

金曜の分が更新されていないのですが、今週はGMOでマイナス34万円でした。スイング以外ではドル円ショートが捕まるも下落で助かって+4万ぐらい。ユロドルのデイトレショートが損切りになってマイナス3万。ビットコインでマイナス4万でした。

現在のポジションはGMOでユロドルショート25枚

15枚はホールドして、残りはスキャで回転させて行きます。対円通貨ペアはボラが怖いので様子見になりそうです。

それでは今月もがんばりましょう!

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